
足立区栗原3(環7通)の青面金剛像庚申塔
西新井駅西口から北に向かって環状7号線に出たところの屋敷の角に庚申塔がありました。

向かって右側は地蔵菩薩のようで、左側が青面金剛像庚申塔のようです。

どうも地蔵菩薩の下にも三猿があり、こちらも庚申塔の可能性があります。今度行く機会があれば確認します。


駒型の庚申塔で、邪鬼を踏みつけている青面金剛でその下には三猿が刻まれています。

青面金剛は六臂で、上部には日光・月光が刻まれています。正面で合掌している以外には、右手上は矛、左手上は宝輪でしょうか。右手下は矢、左手下は弓と比較的標準的な持ち物のようです。

向かって右側の側面には「庚申供養 講中男女三十八人」と刻まれており、確かに庚申塔のようです。

向かって左側の側面は狭くて一眼レフではこんな程度しか撮れませんでした。


そこで、スマホで近づけて撮ってみました。「宝暦十三癸未極月吉日」と読めます。1763(宝暦13)年なので江戸中期のもののようです。この時期のものとしてはしっかりと保存されていると思います。
次回地蔵菩薩もチェックします。
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