
青面金剛像庚申塔(北区十条仲原2丁目 日枝神社)
十条駅の北側、環七通り手前にある日枝神社にある青面金剛像庚申塔をみてきました。

この左側が神社の祠です。かなり小さいものです。

そして、右側に写っているのが、青面金剛像庚申塔です。

立派な祠の中に配置され、手前には花などが飾られていて手が入っている感じがします。

三面六臂の青面金剛像の庚申塔で、6つの手すべてに物を持っているタイプです。向かって右側には矛、矢、鈴を、左側には剣、蛇(羂索のようにも見えますが…)、法輪(?)を持っているようにみえます。足下はわかりにくく邪鬼を踏みつけているわけではないようです。

猿が中央に位置していますが、三匹ではなく、両側には鶏が描かれています。ちょっと変わっていますね。
1676(延宝 4)年につくられたもののようです。この神社の由来より古いんですね。

「武州豊嶋郡十条村」とあるので、この地域の人々に講によってつくられたもののようです。

この祠の内側にはこんなものが貼られており、今でもちゃんと庚申の日にお祭りをしているようです。すごいですね。

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