
青面金剛神像庚申塔(和光市中央1-3)
浅久保富士を見てきましたが、実はその鳥居脇の端に青面金剛神像庚申塔がありました。
ところがこの横に壁が設置されており、その壁の方に向けて石碑が建っているので、全体像が見にくいんです。

少し斜めからになるのですが、正面を撮るとこんな感じです。隙間が狭いので全体を撮ることはできませんでした。

一面六臂で、合掌している手以外は、左手上には宝輪、下には弓、右手上には矛(?)、下には矢を持っています。どれも鮮明に見ることができます。邪鬼を踏みつけており、その下には三猿も見えます。
向かって右側の側面には「享保十一丙午歳十二月吉日」の文字が見えます。1726(享保11)年ですから、江戸中期のものです。これも富士講碑などと一緒に集められてきたものなのでしょうか。

向かって左側の側面には「武刕新座郡下新倉村淺天」の文字が見えます。

この地域は昔幕領・旗本領だったようですが、白子村に編入され和光市になった地域だそうなので、この地域のものなのでしょう。ただ、移設された可能性が高いので、近くではあるでしょうけれど、この和光市の南部のもののようです。
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