
千住柳原富士(足立区柳原2-38-1 柳原稲荷神社)
京成関屋駅及び東武伊勢崎線の牛田駅から北に約10分ほど歩いたところに、柳原稲荷神社があります。

こぢんまりした神社ですが、訪れた時に近所の方が参拝されている地域の神社のようです。正面の社殿の向かって右側に千住柳原富士があります。

神社の説明板に富士塚についても記載があり、1933(昭和 8)年に富士講により淺間神社が勧請されて富士塚がつくられたようです。
高さ2m強の比較的小さい富士塚です。今は門が閉まっていて中に入ることはできませんでした。
登山道はまっすぐで一番下に「柳原稲荷神社冨士塚」と足立区有形民俗文化財指定の時の碑が建っています。。
正面から見える講碑は大きなものが4つ。「丸藤講」の講紋が刻まれたものです。4枚目の講碑は猿の置物と木によって文字が全部読むことはできませんが、「大正」年間のもののようで、冨士塚が作られる以前からのもののようです。
祠をアップで撮ったところこんな感じでした。
道路から裏側をのぞむことができますが、講碑がほぼ祠の裏側にあることがわかります。また正面からみると黒ボクに覆われていましたが、後は石で基本部分が組まれていて、コンクリートでおさえられているようです。
正面からは見えなかったのですが、正面からみて左手奥にも講碑があるようです。
これが説明板にも書かれていた富士山三十三度大願成就記念碑ですね。
正面右手奥から裏側に、コンクリートでつくられた階段のようなものがありました。比較的新しく作られた冨士塚なので、このような形になっているのかも知れません。
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