
堀江富士(浦安市堀江4-1-5 清瀧神社)
猫実の庚申塔から北西に少し進んだところに清瀧神社はありました。浦安駅の南西方向です。
また、拝殿の奥にはかなり詳細な彫刻が施された本殿がありました。市の指定文化財になっているようです。
この拝殿や本殿の向かって左側(西側)に富士塚があります。
地元の講の力によってできたことが伺える説明版です。塚全体が垣根で囲まれ登山することはできません。ただ、正面の賽銭箱のところは閉じられていますが、登山口になっており、実際に登ることができるようです。
正面の頂上のすぐ下あたりには石祠がありますが、どうもこれが淺間神社の「木花咲姫命」を祀ったもののようです。
また多くの部分が黒ボクで覆われており、固められているようですが、講碑らしきものもいくつか配置されていました。山に玉の講紋は深川などの山玉講のもののようですね。猫実富士とは講が違ったのでしょうか。
裏側にはこのように凹んだところがあり、大沢崩れをイメージしているのかも知れません。
また、正面からみて向かって右の上の方には、可愛らしい石造が配置されています。講の人が実際の富士山に登山しているのをイメージしているのかも知れません。その辺は昔の人の粋な遊び心なのかも知れませんね。
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