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20132/12

青面金剛像庚申塔(練馬区田柄1丁目1)

今回も、ひさびさの庚申塔の紹介です。今回は練馬区田柄1丁目1番地の田柄通り沿いにある青面金剛像の庚申塔です。前回紹介した春日町2丁目の庚申塔の近くにあります。



この庚申塔は前回の庚申塔から、田柄通りを西に150m程度行ったところで、通りに背を向けて建っています。

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こちらも花が供えられていて、綺麗にされています。通常、このような庚申塔は通りに背を向けて建つことはありません。実はこの庚申塔はこの前の敷地がガソリンスタンドだった時に、その端に置かれていたようです。ところが、ガソリンスタンドが取り壊されて住宅地として造成するにあたって少しだけ移されてこの場所にきたようです。

少し削られてしまっていますが、左上手に宝輪、右上手に三叉戟、左下手に弓、右下手に矢をもったこの地域ではよく見る青面金剛像です。邪鬼をふみつけ、その下には三猿がいます。

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だいぶ凹凸がなくなっていますが、真ん中の聞かざるはよくわかりますね。

そして、向かって右側の側面には

IMG_0232

 

「延享二 乙丑 天」と記されています。つまり、延享二(1745)年のもので、前回のものよりは少し後のものですね。右下には「武州豊島郡」の文字が写っています。その下には「上練馬村田柄」と続いているので、地名がそのまま今も残っているわけですね。左下には「講中拾一」の文字が見えます。その下には「人」とあるので、11人の庚申講の記念碑のようです。

IMG_0231向かって左側の側面には「九月吉日 願主」の文字が写っています。その下には「上野又助」と記されており、この地域の地主さんの「上野」さんが建てたもののようです。田柄地区は、「上野」「吉田」「相原」さんという地主さんがいたようです。前回のが吉田さんのものでしたから、やはり、江戸時代中期からの地主さんであることが想像できますね。

 

 

 

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