
平井の富士塚(江戸川区平井6-17-36 諏訪神社)
総武緩行線の平井駅から北に少しいったところに平井諏訪神社があります。
平井駅からの道から横道に入ると斜めの鳥居がありますが、正面の鳥居から入るとそこに平井諏訪神社の縁起などの案内板があります。ここは信州の諏訪神社から勧進した大国主命の子の建御名方神を祀っているそうです。
そして、その社殿の南西側、1枚目の写真の鳥居の近くに富士塚はありました。
鳥居の正面からみるとこのようになっています。立派な参道が見えます。
鳥居の右側に見える案内板にはこのように書かれています。大正九年頃、下平井村の丸富講によって造られたそうです。
案内板にあるように、参道は二つに分かれており奥に二つの祠が見えます。
こちらが正面の祠です。浅間神社になっています。手前には浅間神社の講碑が建てられています。大正十二年の文字が刻まれていますね。
むかって左側に八幡神社の石祠と丸富講の小御嶽神社の石碑があり、その奥に小御嶽神社の祠があります。
また、途中には丸富講の講碑がいくつも並べられています。1枚目の講碑は「淺間神社築造費寄附連名表」と書かれており大正十年と刻まれているので、やはり大正九年から十年にかけて整備されたのかも知れません。
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