
中学社会 詳説用語&資料集
先日、受験研究社の自由自在のシリーズになっている「中学社会 詳細用語&資料集」というのを購入してみました。
これは、進学塾の早稲田アカデミーが監修で受験研究社と一緒に作成した用語集のようです。タイトルの下の「2800」という文字が見えますが、受験を含めて学習に必要な2800語を収録しているとのことです。4編構成で、「地理」「歴史」「公民」「資料」からなっています。
「資料」編では、地図、日本と世界の地形や産業、地図記号や都道府県の主要データなどの地理が多めで、簡易年表とおもな歴史人物などの歴史に関するものと、憲法のおもな条文と政治や経済の図などが載っています。
歴史の用語集では、古代のところに「摂政」が載っていましたが、こんな説明でした。
天皇が女性、あるいは幼少のとき天皇にかわり政治をおこなうための 役職。聖徳太子・中大兄皇子などが就いた。皇族以外が摂政となった のは858年の藤原良房が最初である。という感じですが、まだ聖徳太子の摂政が普通に扱われるんですね。まあ、受験用の用語集としては必要なんでしょうけれど。でも、中大兄皇子まで書いてあるけれど、そんなこと習ったかなぁ。ネットでも斉明天皇の摂政をつとめたと記されているものがあるんですが、何を根拠としているのかがわからなくて、何に記されているんでしょうね? 少なくとも日本書紀には書いていないと思うんですけれど。それを中学生は覚えなくてはならないんですかね?ちょっと不思議な感じがしました。
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