
庚申様(豊島区東池袋1-47)
池袋の明治通りと春日通り(国道254号)の交差するところに庚申塔があるというので見に行きました。

この辺りだと思って探したのですが、最初全然分かりませんでした。

よくそのビルを見てみるとビルの中に庚申塔が祀られています。

2階にあがる階段の下の壁の中に埋め込まれています。

下には賽銭箱(?)と「豊島区重要文化財」「庚申様」のプレートがあります。豊島区のホームページにはこれが「重要文化財」として登録されているとは書かれていないようですが…。

青面金剛神像のように見えますが、どうも顔の表情が違う気がします。六臂で右手上には鉾、右手下には矢、左手上には宝輪のようなもの(輪ではなくて四角ですが…)、そして左手には刀、右手には髪をつかんだ顔があります。

こんなものを持ったのは初めて見ました。
花が飾られていて見にくかったのですが、下部には邪鬼が踏みつけられています。

三猿は配置されていませんでした。
横に何か刻まれていてもこの状態では見ることができないので分からないのですが、彫りが鮮明でどうみてもかなり新しいもののように思われます。他の方のサイトには明治末年のものであるとの記載がありました。ただ、なぜかそれ以上の情報がこの庚申様にはありません。不思議です。でも都会の真ん中の庚申塔って感じで面白いと思います。
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