
青面金剛神像庚申塔(和光市下新倉3-18)
下新倉富士を見に行った帰りに駅まで歩いていたら、青面金剛神像庚申塔を見つけました。
大きな屋敷の角にしっかりした祠があって祀られていました。



中央に青面金剛神像、上部に日雲、月雲、下の両側に鶏、邪鬼を踏みつけ、最下部には三猿が配置されています。六臂の青面金剛神は、合掌をせずに全部ものを持っています。右は上から矛、矢、中央に笏のような棒を持っています。左は上から宝輪、弓、中央にこの前の庚申塔でもみた「ショケラ」でしょうか。

左上には「安永九子年正月」の文字が見えます。1780(安永 9)年と江戸時代中期のもののようです。

右下には「拾七人」の文字が見えますので講の人数でしょうか。
そして、調べて見るとこの庚申塔は和光市の文化財として紹介されているものであることがわかりました。実は和光市で現在でも唯一残っている庚申講によって守られているものだということです。現在にも続いているものだと思うとすごいと思いました。
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