
井草八幡宮の富士塚(杉並区善福寺1-33)
練馬区立野の庚申塔から南の方に歩いて10分ちょっとのところに井草八幡宮があります。
井草八幡宮というのは知らなかったのですが、かなり立派な神社でした。


九百年余りの歴史をもつという大きく立派な神社で、社殿も立派ですし、その東側には流鏑馬もできる長い参道があります。

その途中にこんなものがあります。



この2つの燈篭は杉並区の有形民俗文化財にも指定されているそうですが、富士講の燈篭です。上の写真は標識の傍にあって「正八幡宮」の文字なので分かりにくいのですが、双方向き合っている側の2つめの写真を見ると、「富士浅間宮」の文字が見えます。この地域が昔「遅野井」と言われていたそうで、それにちなんだ「丸を講」があって、その資料も残されているのだそうです。
で、富士塚を周辺で探したのですが見つかりません。実は境内の図をよく見ると、道路を挟んだ北側に駐車場があり、その横に浅間神社があるとのこと…。なんと神社の周りを約一周してしまいました。

この鳥居の奥に浅間神社の祠があります。

そして、この横から見ると裏手が小高くなっています。

近づいてみると、柵の中に2m程度の小山が。

横に駐車場があるのですが、すでに閉まっていたので、望遠で撮ってみるとこんな感じで…。

本当に盛り土だけのような富士塚のようです。登ることも近づくこともできないので、これまでですが、今度は資料をちゃんと見るのが良いのかも知れません。
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